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理事長挨拶

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福永ヒトミ

医療人材が慢性的に不足すると予想されるこれからの未来に向けて、人にやさしい、安心と安全の医療を提供できる高度実践看護師を育てたい

この度、2018年11月の日本NP学会総会において新理事長に就任しました福永ヒトミです。私は、国際医療福祉大学大学院保健医療学科の診療看護師(NP)養成コースを2011年に修了し、日本NP教育大学院協議会で行われた初めての診療看護師(NP)資格認定試験を受け、プライマリ・ケアの「診療看護師(NP)教育課程修了者」として医療の現場で実践をしています。現在は日本医科大学武蔵小杉病院の看護部長兼、副院長を務めております。
前理事長である草間朋子先生が2008年に大分県立看護科学大学大学院修士課程に「診療看護師(NP)養成課程」を創設し、わが国の診療看護師(NP)養成教育がスタートしました。10年が経過した現在、全国各地の大学院養成教育を修了した多くの診療看護師(NP)が、救急の現場や病院、地域のクリニック、介護老人保健施設、訪問看護ステーションなど様々な医療現場で活躍しております。

日本NP学会と
日本NP教育大学院協議会の関係

日本NP学会

  • 学術集会運営
  • ジャーナルの発行
  • 地方会活動(研究会活動)
  • 診療看護師(NP)及び関連職種の資質向上に向けた教育、調査、研究
  • 他機関との連携
  • その他

連携

日本NP教育大学院協議会

  • 大学院で養成する診療看護師(NP)の質の標準化
  • 診療看護師(NP)教育課程認定
  • 診療看護師(NP)資格認定・更新
  • 身分確保や労働環境整備事業
  • 診療看護師(NP)制度遂行上の活動
  • 診療看護師(NP)制度化拡充に向けた活動
  • その他

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診療看護師(NP)は、医療人材が慢性的に不足すると予想される今後の日本のヘルスケアシステムにおいて、
①医師や他の医療者と連携・協働し、
②患者の健康上および生活上のニーズを包括的かつ適切に評価し、
③科学的根拠に基づき、必要とされる医療サービスを提供し、
④症状マネジメントを効果的、効率的、タイムリーに実施します。

これらの実践によって、患者および患者家族のQOL向上に貢献することのできる高度実践看護師です。地域で在宅医療の担い手として活動したり、医療者不足のために十分な医療行為を受けられない地域で活動したり、病院で急性期慢性期医療に従事したり、さまざまな形でナースプラクティショナー(NP)の活躍が評価されています。我が国の医療・ヘルスケアを支えるとともに、より質の高い、費用対効果が高い医療の実現に寄与できるものと思います。そして、人にやさしい、安心と安全の医療を提供できるように、今後、診療看護師(NP)のさらなる活躍が期待されます。
しかし周知の通り、診療看護師(NP)が本来の活動を行うための環境、すなわち制度や関連した法律等の整備が十分に進められていない状況です。
日本NP学会は、一般社団法人日本NP教育大学院協議会と連携しながら、学術集会の運営やインターネット・ジャーナルの発行、地方研究活動の研修会の開催などを通して、実践から得られたアウトカムを検証し、診療看護師(NP)の活動実績を公にしていく場を提供します。みんなで協力して診療看護師(NP)の活動が認められるように、そして診療看護師(NP)の制度化に向けてともに歩んでいきたいと思います。
そのためには1人でも日本NP学会に入会して頂き、ともに診療看護師(NP)の未来を作っていければと思います。診療看護師(NP)日本NP学会会員であることが必要ですので診療看護師(NP)資格試験を合格された方は是非ご入会下さい。
一緒に活動ができることを楽しみにお待ちしています。